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「。」でメッセージを締めくくると、機嫌が悪い印象を与えるらしい。ティーンエイジャーとかそのあたりの話である。

そんなこと言われても困るのだった。

しかし、なるほど、まったく心当たりがないかといえばそんなことはない。つまり、思わぬ理由で人は人を判断する。

思えば昔から、「そんなに嫌そうな顔をするな」とよく言われた。べつだん、嫌な顔などしていないつもりなのである。私が「嫌そうな顔」をしている時は、大概、クソ真面目に悩んでいるときで、いま、自分は何をすべきだろう、何を言うべきだろう──などと考えてるうち、たちまち眉間に川の字が、「ああこいつまた機嫌が悪くなってやらあ」と誤解をこうむるのである。勘弁願いたい。

 

あなた、どうかわかってほしいのだけれど、あなたが私を見たり聞いたり読んだりしたとき、もし「なにか気にくわないのか。怒っているのか」と思ったなら、 大抵それは違う。これでも、私は大真面目です。大真面目に、句読点を打っているのです。でないとなんだか締まりがないもの

 

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加藤 綾子
ヴァイオリニスト。 biography