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ベルギー現地での滞在許可証申請の流れ(2019/ナミュール/留学生向け)

ベルギー・ナミュールでの滞在許可証の取り方の備忘録。現在進行形で申請中なので、仮滞在許可証発行までを書いています。

執筆者スペック
  • ナミュールの音楽院に2019年9月より在籍、合格証明書を受取済み
  • 長期学生ビザ(タイプD)取得済み
  • 8月末にベルギー入国
  • アパートはほぼ決まっていたが、9月1日から入居予定だった(賃貸契約は結んでいなかった)
  • 現在(2019/09/06)仮滞在許可証発行済み、警察の来訪待ち

前置き:ナミュールその他、ベルギー国内の滞在許可証について

ここに記載する情報は、あくまで2019年夏のベルギー・ナミュール(フランス語圏)でのお話です。一個人、しかもフランス語初心者の体験談として、参考程度にお読みください。

滞在許可証の手続きは年々変わっていきますし、滞在する場所や、なんなら人(役員)によって言うことが違ったりするようです。必ず、自分で自分が滞在する街のHôtel de Ville(市役所)のHPを確認してください。「滞在する町名」+「titre de séjour」「etudiant étranger」「ID」などで検索すると出てきやすいと思われます。

例:ナミュールの市役所(Étudiant non UE – Annexe 15 の項目が該当箇所)

市役所で手続きを行う際も、予約が必要だったり、メールで仮滞在許可証の申請が可能な場合もあるようです。

ナミュールのHPを見るとわかる通り、自分に必要な情報がどこにあるのか、非常に見つけにくいです。「結局自分にはどの証明書が必要で、どんな書類を用意すればいいの……?」というときは、勇気を出して市役所に直接メールしましょう。

メールに返事がなければコピペで再送してもいいし、あるいはFBやTwitter、SNSからメッセージを送るのもアリ。

ちなみに、私が出国する前のVille de Namurはメールを送っても「メールボックスがいっぱいです」という見たこともねー自動返信をかましてくれて、FBのメッセンジャーからすがる思いで問い合わせたところ「ここに全部書いてあるから見てね!」と返ってきたのが上記URLでした。

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滞在許可証発行の大まかな流れ

大まかな流れを整理しておきます。

滞在許可証発行までの大まかな流れ
  1. 出国前に滞在許可申請に必要な書類を用意
  2. ビザ有効期間中にベルギー入国
  3. 入国後8日内に仮滞在許可証(ナミュールでは『Annex15』または単にAttestationと呼ばれる)の申請手続きを行う
  4. 仮滞在許可証の有効期限が切れる前に、警察が住居へ確認に来るらしい。←私はイマココ
  5. 滞在許可証発行を知らせる招待状がくるので、指定の日時に市役所へ行くらしい。

ここでは、ビザ取得を終えた前提で話を進めていきます。

①出国前、仮滞在許可証(Annexe15)申請に向けて書類を準備

日本出国までに仮滞在許可証申請に必要な書類を揃えます。私が用意したものは下記の通りですが、いずれの書類も、オリジナルとコピー、両方を用意したほうがいいと思います。

仮滞在許可証用に揃えた書類
  1. パスポート(passeport revêtu du visa D)……これがないと ベルギー に はいれないよ
  2. 証明写真3枚(3 photos d’identité récentes)……現地でも撮影できるが、学生ビザ用に撮った写真を日本で焼き増し使い回し。
  3. 保証人証明書Engagement de prise en charge)……Annexe32とあるもの。学生ビザ用の書類を使い回し。
  4. 出生証明書(acte de naissance)……戸籍謄本でOK。いちおう世帯全員が記載された、法定翻訳・アポスティーユつきのオリジナルを何部か用意。
  5. 合格証明書(attestation d’inscription scolaire définitive)……メールで送られてきたPDFをカラー印刷したもの。
  6. そのほか、学生ビザ取得時に提出した書類……すべてコピーを取り、なおかつオリジナルも用意(これは在日ベルギー大使館からも指示があり、特にビザ発行手数料の支払い証明書は持って行ったほうがいいとのこと)。

繰り返しますが、いずれの書類もオリジナルとコピー、両方を持って行ったほうがいいと思います。実際、私は仮滞在許可証の申請時に、オリジナル書類を提出→その場で役所がコピーを取る→返却、という流れでした。コピーしか用意してなかったらどうなっていたのか……

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②ベルギー入国

念のため日本を出国する際にパスポートに押印してもらいました。(在日ベルギー大使館からも特に何も言われなかったが、ものすごく念のため)

ベルギー入国時は普通に審査を受けて入国。こちらも特に手続きはなし。

③仮滞在許可証(Annexe15)発行手続きへ

着いた翌日にコミューンへ。この日、役所で行うのは仮滞在許可証の申請

受付→番号札を受け取り待機

機械で用件を選んで番号札を発行してもらうのですが、何を選べばいいのかさっぱりだったので受付へ。滞在許可証は「Titre de Séjour」(てぃとるどぅせじゅー)と呼ぶらしいので、そのまま受付で言ったら理解してもらえました。その場でレシートみたいな番号札をもらい(無くさないように!)、あとはひたすら、電光掲示板に番号が表示されるのを座して待つ。

おばちゃんとの会話① 「オリジナルは?」

めでたく番号が出たのでテーブルに向かうと、だるそうなおばちゃんがお出迎え。この時すでにテンパり気味の私、こっちが座ったのに何にも言ってこないおばちゃんにあたふたしていると、

「Ticket?(番号札は?)」

おばちゃんの第一声である。慌てて番号札を差し出すと、おばちゃんが続けて「Passeport」、はい存じておりますほかのもきちんと用意がございます、まずはモノクロコピーの書類を揃えて出すも、

「L’Original?(原本は?)」

やっぱそう来ますよね。ということでパスポート、Annex32、戸籍謄本。それぞれのオリジナルを、一枚ずつちんたら受け取り、ちんたらしながらどっかへ行き、どっかでコピーを取ってちんたら帰ってくるおばちゃん。

が、問題は合格証明書。こいつはオリジナルも何も、メールに添付されたPDFデータを印刷したもの。「こんなんただのコピー紙じゃないのよ」と突き返されたらどうしよう、学校に行って印刷原本を受け取ってくる、いや原本なんてそもそもあるのか、コピーもへったくれもあるか──とフランス語では言えないので、苦し紛れにモノクロではないカラー印刷の合格証明書を差し出すと、「ああ、これこれ」みたいな感じで受け取るおばちゃん。

 

いいのか。これでいいのか。オリジナルとは一体。

おばちゃんとの会話② 「住所は?」

そしてもちろん、住居のことも聞かれます。具体的には住所を聞かれたので、「えっとまだ実際には入居してなくて契約もしてないんですけど」みたいなことを言おうとするも、おばちゃんお口をあんぐり、とりあえず住所を打ち込んだスマホの画面を見せる。クリア。

あとは、ひたすらちんたらちんたら待つばかり。3枚用意していった写真はなぜか1枚しか使わずじまい。ビザ手数料の証明書も出番なしでした。(あくまで私の時は

 

最後、おばちゃんがフランス語でペラペラっとお話しになり、一音も理解できなかったのだけれど、多分「そのうちあなたの家に警察が来るから待っててね」という旨だったのだと思います。

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④仮滞在許可証発行後、警察待ちなう(09/09追記)

さて、その仮滞在許可証発行が8月26日のこと。今これを書いているのは9月6日。

きっかり2週間で来たとか、最悪4ヶ月待たされたとか、ググるといろんな情報が出てきますが、私はどうなることやら。

この警察訪問、頑張れば「いついつきてくれ」というアポを取れなくもないらしいので、来週あたり、電話チャレンジをしようと思います。学校が始まってしまうと、不在中に警察訪問→もう一回待つ……とかいうエンカウントガチャになりそうなので。

09/09追記: 電話でアポ取れました。予定では今週中に来るはず。でも忘れられないか不安なのでもう一回確認電話しようかしら……

 

きちんと取れたらオチまで書きますといいますか、取れなきゃやべーです。

補足:ベルギー・ナミュールの仮滞在許可証(Annexe15)について

ナミュールの仮滞在許可証は「Annexe15」、要するにただの書類で、A4サイズの紙に提出した証明写真と印章がガッチリ押しつけてあるものでした。有効期限とか説明とかいろいろ書いてあります。

SIMカードであったり、通信契約であったり、MOBIBであったり銀行口座であったり……ベルギー現地生活で必要な手続きは、仮滞在許可証と合格証明書のコンボで大抵こなせます。

ただし所詮は(仮)なので、「後で正式な滞在許可証持ってきてね」と言われる場合もあります。

例えば、私は BNP Paribas Fort で銀行口座を開設したのだけれど、一定期間内に正式な滞在許可証で再度手続きを行わないと、口座が凍結される模様。すでに家賃光熱費通信代保険料諸々、ここから落ちているので止まったら冬が越せない。

私の仮滞在許可証自体、もって10月頭くらいまでの生命。早いとこ正式なブツが欲しい。

おまけ① ベルギー滞在許可証申請時、覚えておくといいかもしれないフランス語

  • (m) = 男性名詞
  • (f) = 女性名詞

 

・Titre de Séjour(m) ……滞在許可証。「ID」「carte d’identité」など、いろんな呼び方もあるみたいでそのへんはよくわかりません。

・Hôtel de Ville(m) ……市役所。ナミュールの市役所は「Ville de Namur」でした。

・Etudiant étranger ……直訳すると「外国人の生徒」。ベルギーから見た私たち留学生のこと。

・UE ……なんのことはない、「EU」=ヨーロッパのこと。初め何のことだかわからなくてホワッツ???ってなった。Ville de Namurでは、EU圏外から来る学生を「Étudiant non UE」と表記していました。

・Annexe(f) ……直訳すると「付録」「付属文書」。ナミュールの仮滞在許可証もこれ。よくわかんねーですが、本丸の書類じゃないよってことでしょうか。学生ビザ申請時にも見た字面です。

・Attestation(f) ……証明書の類。仮滞在許可証にも学校証明書にも「Attestation」の文字が。

・Domicilier ……「居住証明を行う」、つまり滞在許可証関連の手続きを指すと思われ、入居や銀行開設する時によく出てきました。「Vous avez déjà domicilié ?」──「Oui, je l’ai déjà terminé !」みたいな。なんかこうやって書くとすげーフランス語できる人みたいでいいですな。できません。

困ったらグーグル先生かプチロワ先生に頼れ!

おまけ② 参考リンク集(日本語)

ひいひい言いながら頼りにした、先人たちの貴重な日本語のページ群。ありがとうございます……ありがとうございます……

ABOUT ME
加藤 綾子
ヴァイオリニスト。 BIOGRAPHY
AYAKO KATO à Namur, Belgique.

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