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どストレートだけど歌詞が深い。ロックバンド『tacica』のオススメ楽曲を紹介!

こんにちは。加藤(@akvnimp)です。

 

わたしはクラシック音楽を専門にしていますが、J-POPやロック、アニソン──専門とは違う音楽を聴きたくなるときがあります。

最近は巷で耳にする音楽も、なかなか複雑なものが多くて、それはそれでカッコいいのですが、たまには、シンプルで王道なロックバンドとか聴いてみたい。

 

というわけで、きょうは、加藤綾子イチオシの、王道にカッコよくて歌詞も深いロックバンド・「tacica」をご紹介いたします。

ともかく歌詞が深い。『tacica』はこんなロックバンド

「tacica」と書いて「たしか」と読みます。

最新シングル(2018年4月現在)「ordinary day/SUNNY」より、「ordinary day」のMV。緩急のつけかたがたまらん。

 

tacica OFFICIAL WEBSITE

tacica OFFICIAL YouTube Channel

 

tacicaはこんなアナタにオススメのロックバンドです。

  • あんまりゴテゴテ、ややこしい曲は好きじゃない。
  • いま流行りの女性的な男性ボーカルはあんまり好きじゃない。
  • ロックが好き。
  • 直球な歌詞よりちょっと深読みしたくなる歌詞が好き。

 

特に、tacicaの歌詞はいいです。沁みます。

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不安定だけどストレートで男らしい、「tacica」のヴォーカル

さて、初っ端からたいへん失礼なことを申し上げますが、tacicaのリードヴォーカルである猪狩さんは、やや不安定な発声に聞こえます。

安定した、いつでも音程ど真ん中!な歌声ではありません。

でも、それでいて彼の声にはクセがありません。そこがイイのです。

 

たとえば、よく比較される、似ていると言われる「BUMP OF CHIKEN」。

わたしも、この「BUMP」は大好きなのですが、明らかに声質や音作りが違います。

BUMPのそれはちょっとユニークで耳に残る声。

一方、tacicaのそれはいかにも青年らしいストレートな発声。

 

どっちも好きなのですが、個人的に「いつまでも聴いていたい……沁みる……」と思うのはtacicaかな。

 

▼tacicaの「HERO」はこのアルバムに収録されております。

tacica入門オススメ曲

さて、ここからは公式チャンネルの動画から、tacica入門にオススメな楽曲をじゃんじゃん貼っていきます。

こころなし、あとに行けば行くほどオススメ度とコア度が増していきます。

さわやかだけど心を抉られる「LEO」

遠ざかる日の中に

新たな旅路を仕舞い込んで

キミのもう迷わないとは

只 群れをなして生きること

tacicaを知るきっかけとなったこの一曲。

tacicaは知らなくても、この「LEO」に聞き覚えのあるかたはいらっしゃるのでは?

わたしも、その某ジャンプ漫画アニメを初めて観たとき、

「あら、いまどき珍しい素朴なEDだわね」

と年寄り臭い好奇心を持ったのが運の尽き。そこからずるずると、tacicaにハマっていったのでありました。

 

毎度毎度、

キミのもう迷わないとは

只 群れをなして生きること

にグサーッとくるわたし。

でもいいんです。好きだから。

あと、最初の「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ」というベースが気持ちいい。

聴けば聴くほど歌詞が深い「命の更新」

僕以外に僕はいないと

言えず終わる日々や僕が嫌いです

キミの場所にキミがいないと

いつも自由の下で命が哭(な)いている

だいぶ昔ですが、某所で、

「tacicaはロックバンドなのに歌詞が意味不明なのが致命的」

というコメントを見たことがあります。

当時まだまだ血気盛んな小娘だったわたしは、そのコメントを見たとき、

「tacicaはあの歌詞がいいんじゃない!」

「あの歌詞じゃないtacicaなんてメンマ入ってないラーメンとおんなじよっ!!」

と思ったものです。

 

どストレートな声に編成、曲調。

そこに、「いま」を生きるひとの心にぐさぐさ刺さって、それでいて傷跡を残さない針治療のごとき詩。

それを、あの不安定なんだけど男らしい声で歌いあげられると、お姉さんもうだめ。

ちょっと元気が欲しいときに「人鳥哀歌」

持って生まれたNOが彷徨う頃

暴かれた選択に

先頭を呪って吐き出す歌

滑り落ちる様に沈んだ日

最初の「ピーンポーンパーンポーン」がかわいい。PVもかわいい。

 

tacicaの個人的に好きなところは、メロディラインが歌詞とよくハマっているところ。

この「人鳥哀歌」も、決して高低差の激しい旋律ではありません。

でも、要所要所にドラムやベースといった各楽器によって色付けされていて、シンプルながらも聴いていて飽きない。

せっかくの歌詞が字余りだったり字足らずになっていてもったいない歌が溢れている昨今、tacicaは、そのあたりのバランスをよく考えていると思います。

理屈はイイ。ともかくカッコいい「Co.star」

天井と床だけで出来た家に住みたいんだよ

壁にぶつかんないで発車した 闇雲に彷徨えるCo.star馳せる

「なんじゃこれ、めったくそカッコいい……」

と心底惚れた一曲。

そう、こういうのがいいんだよ。

こういう、シンプルにカッコよくって、お姉さんの♥を射抜いていく歌がほしかったの……!

というわけでtacicaの歌の中でも抜きん出てロックしてます。この疾走感と最後のサビに戻る直前Cメロがたまりません。

エンドレスリピートにオススメ「神様の椅子」

見蕩れていた者がどんな色に塗れても誇りでしょうか?

聞こえてきたモノの全部 かみ砕ける迄大人でしょうか?

食べ残したモノを全部 忘れられる迄 子供でしょうか?

わたしがtacicaの歌のなかで、ダントツで大好きなのがこの「神様の椅子」です。

曲調は終始一貫していて盛り上がりに欠けるっちゃ欠けるし、歌詞はいつにも増してわかるようなわからないような。

ひたすら「〜でしょうか」と問いかけ続ける、ひときわシンプルで切ない歌。何度問いかけても答えは返ってこない。

まさしくエンドレスリピートできちゃう歌です。

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tacica入門にオススメなアルバムは「jacaranda」

ざっと紹介してきましたが、

「tacica、けっこう好きかも……どのアルバムから聴いてみたらいい?」

というアナタにオススメの1枚は「jacaranda」。

(もちろん、どうしてもこの曲がいい!と思うなら迷わずそちらが収録されているものを選びましょう!)

「人鳥哀歌」が収録されている1枚ですが、どの楽曲も個性が強くてキャッチー。

迷ったらまずこの1枚をオススメします。

ちなみに、わたし・加藤綾子が最初に視聴したtacicaのアルバムはこちら。

こちらも非常にオススメで個人的には大好きなのですが、いろんな楽器編成・曲調が詰め込まれた「jacaranda」に比べると、こちらは全体的に世界観が統一されています。なので、人によってはどれも似たり寄ったりに感じるかもしれません。

また、スルメ曲が多いので一聴だけでは「?」かも?

ということは転じて、ずっと聴いていられる1枚でもあるのですが。このへんは試聴していただいてからのお好みですね!

おしまい。tacicaは噛めば噛むほど味わいが出る、シンプルでスルメのようなバンドです。

というわけで、派手じゃないけどカッコいい、歌詞が深いロックバンド『tacica』の紹介なのでした。

めでたくtacicaがお気に入りになったアナタには、こんなクラシックの楽曲もオススメです。クラシックなのにロックなかっこよさ。

 

この記事をきっかけに、tacica好きが増えてくれたら嬉しいなあ〜。

それでは、また。

 

※歌詞引用元:

tacica OFFICIAL WEBSITE

tacica OFFICIAL YouTube Channel

ABOUT ME
加藤 綾子
フリーランス音楽家という名のフリーター。 後ろ向きだっていいじゃない 人間だもの あやこ という意識の低さで生きている。