ヴァイオリン・即興演奏の個人レッスン申し込み受付中!

楽器や音で遊んだことはありますか?

あなたは子供のころ、無邪気に楽器で遊んだことはありますか?

「こんなふうにするとこんな音が出るんだ!」

とか、

「この音どうすればもっと大きくなるかな?」

とか。

練習ではなく、単なる「お遊び」として、あなたはあなたの楽器に触れたことがありますか?

 

楽器で遊んだことがあるか。楽器で遊ぶことが好きだったかどうか。

これってけっこう大事なことだなあと、最近、気がつきました。

 

わたしは、残念ながら、あんまり楽器や音で遊んだ記憶がありません。

たぶん、ヴァイオリンを始めたての、ずーっとずーっと最初のころは、めちゃくちゃに楽器で遊んでたんだと思います。

でも、いまとなっては思い出せません。

それよりも、レッスンが怖くて親も一緒になって必死に練習していた記憶とか、コンクールで落っこちて悔しかった記憶とか、演奏がよくてみんなに褒められた記憶とか、そういうことを思い出します。

 

楽器そのものよりも、楽器を演奏することで得られる何かが嬉しかった。

聴いてくれた人に褒められたり、難しいところをクリアできたり、何かしらの成績がついたり、そういうことが嬉しかった。

 

それが間違いだったとは、いまでも思いません。

いまでも、少しでも多くの人に自分の演奏を聴いてほしい、あの曲を自分のレパートリーとして披露できるようになりたい──という気持ちが、わたしのいちばんの原動力です。

承認欲求というやつかもしれません。

そういう理由から音楽を続けている人だってたくさんいるし、そういう気持ちがないと、やっていけないこともあると思います。

 

ただ、子供の頃に楽器でめちゃくちゃやらないと、大人になってからこうなります。

「アアッ、こんな音楽の世界があったなんてわたし、知らなかったワッ!!もうなにも怖くないワッ!!」

というように。

▶関連記事「わたしが「即興演奏をやっていてよかった」と思う6つの瞬間

 

わたしが大学生になってから、即興演奏にハマったり、プロコフィエフやらバルトークやら、ドギツイ音楽が好きになったりした理由は、ひょっとして、楽器で色んな音色を出せることを知らなかったからかもしれない。

自分が思うまま、楽器で遊ぶことを知らなかったからかもしれない。

 

子供には、演奏することでみんなに認めてもらえる喜びと、

大人になってからも、

「いやあ、ヴァイオリンってすごいよな。こんな音もあんな音も出せるんだぜ。だからヴァイオリンを始めたんだ」

と思えるような楽しい楽器の思い出、両方を作ってあげられたらいいんじゃないかしら。

そんなことを思う、3月最後、学割最後の日です。

 

それでは、また。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です