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「譜面通りに弾く」ことができたら、音楽はそれでいいのかもしれない。

こんにちは。

ヴァイオリン奏者の加藤綾子(@akvnimp)です。

 

即興演奏のいいところが「譜面が存在しない」ことだとすると、

クラシック音楽のいいところは「譜面が存在する」ことなのかもしれない。

 

なんていうと、先日書いた「「自分の音楽」で悩むあなたに伝えたい、わたしがクラシック音楽をやる理由」とまるきり矛盾しているような気がしますが、そうでもありません。

なぜなら、「譜面通りに弾く」からといって、みんながみんな同じ演奏になるわけではないからです。

 

解釈も違えば元々の音色も違う演奏者たち。

でも、その人たちが「うん、わかるよ」「こうだよね」と、ただ音だけでやりとりができるように、譜面が存在している。

もっと言えば、初めから、そのやりとりだけで素晴らしいものが生まれるように、譜面は書いてある。

ものすごく緻密に書いてあるのに、どこへ行き着くのか、目的地だけがわからない案内地図。

 

西洋音楽って、やれ解釈だやれ芸術だとやかましく言われています。

作曲家の音って?自分の音って?やりたいようにやっちゃダメなの?

そんなことを、自問自答しながら日々を過ごしています。

でも、本当は、音楽ってものすごくシンプルなのかもしれない。

「ここで合わせよう」

「ここで盛り上げよう」

「ここをきれいに弾こう」

なんて、余計なことは何も考えなくていいし、しなくていい。

譜面通りに弾けば、それでいい。

そして、どんな時でも、本当の意味で「譜面通りに弾ける」人が、素晴らしい演奏家なのかもしれない。

 

そんなことを、今日、とあるリハーサルに参加して考えました。

思えば、わたしも今までの本番で、「なんかよくわかんないけどすごく気持ちよかった」というときは、なんだかそういう状態だった気がします。

▶なんだかそういう状態だったときの話。「1年前のきょう、わたしはコンチェルトのソリストだった。

 

「譜面通りに弾ける」ようになるのは、いつのことだろうか。

それでは、また。

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