即興演奏

わたしが「即興演奏をやっていてよかった」と思う6つの瞬間

こんにちは。加藤綾子(@akvnimp)です。

 

きょうは単純に、わたしが「やっててよかった、即興演奏」と思うときを書いていきます。

▶ここでいう「即興演奏」がどんなものか知りたい方はコチラ。「【はじめに】いつでもどこでも、だれでも楽しめる!即興演奏を始めよう!

周りの音を聴くことができたとき

周りの音を聴けるようになると、

「あ、この人が何か言ってる」

と気づくようになり、次に、

「あ、この人はこういうことが言いたいのかも」

とわかるようになり、

「あ、この人はわたしの音に反応してくれてるんだ」

と嬉しくなります。

「じゃあ、あの人は? さっきからずっと同じ音を鳴らしてるのは誰? なにを伝えようとしてる?」

と、どんどん考えるのが楽しくなってきます。

 

そうしてはじめて、わたしは「周りの音を聴く」ということに気がつき、オーケストラや室内楽、誰かと共演するときに「聴く」ようになりました。

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自分のやりたいこと・表現が相手に伝わったとき

周りの音が聴けるようになると、こんどは、その人たちに反応してほしくなります。

どんな音を出せばどう伝わるのか、自分が出したい表現はどんな演奏で示すべきか、考えるようになります。

そして、これがスコーン!とハマって、周りの人が反応してくれるとめっちゃ嬉しい。

 

「そこでそう来る!?」みたいな予想外の反応だったりすることもあります。

わたしがガーーーッと弾きまくって、「ここだ!」というところで弾くのをやめると、相手もちょうど同じ瞬間に演奏をやめたりする。

お互い、音をたくさん鳴らして弾いていたら、突然、あるところでまったく同じ音を弾いてしまったりする。

 

こういう経験が一度あると、もう病みつきです。

この音ならどうだろう、この表現ならどうだろう、と考えるのが楽しいです。

急な演奏の依頼をいただいたとき

これがいちばん大きいです。

「ちょっとヴァイオリン弾いてよ!」と言われたらほいっと弾ける。

「即興演奏のライブやろう」とか「1時間くらい企画して」とか言われてもヘーキ。

「クラシックでもなんでもいいから、45分のプログラム組んで!」と言われたら、最低10分は即興演奏で埋められます。

 

さすがにヴァイオリン一本で45分埋められるかはわかりませんが、でも、急な依頼でも即興演奏に助けられる場面は多いです。

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即興演奏以外の演奏で、予期せぬハプニングが起きたとき

クラシック公演で、本番でリハーサル通りではない音楽になってもそんなに焦らずに済むようになりました。

たまに、

「リハーサル通りにやってくれなきゃ困る!」

という話を聞きますが、クラシックだろうが即興演奏だろうが、音楽は音楽です。

音楽は人間が表現するもので、本番は生き物みたいなもの。

 

クラシック音楽と即興的な要素はどうしたって切り離せないと思います。

▶クラシック音楽と即興演奏の共通点についてはコチラ。「クラシックができるなら即興演奏もできる!ふたつの音楽の意外な共通点

子供に喜んでもらえるとき

意外と即興演奏のウケがいいのが、小さな子供です。

「ヴァイオリンの音が聴きたい!」

という彼ら彼女らには、モーツァルトだろうがバルトークだろうが関係ありません。

いろんな音を、いろんな音楽の表情を知ること。

それがいちばんの喜びです。

 

なので、わたしが即興で弾いてあげるとエライ喜ばれます。

「ぎゅいんぎゅいん」とか「ばちんっ」とか「ドレミファソラじぃぃぃぃぃっとか、もちろん、きれいなメロディだって弾ける。

宝箱みたいに、楽器の魅力をその場で引き出せる。子供たちが望むように

それも、即興演奏の魅力の1つだと思います。

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いろんな人と演奏を通じて仲良くなれたとき

わたしは根っからのクラシック畑の人間です。

が、即興演奏を知ってからというもの、サックス、トロンボーン、エレキギター、ドラム、果ては和楽器の演奏者と共演できるようになりました。

いわゆる「現代音楽」と呼ばれる音楽ではそう珍しくありませんが、なかなかヴァイオリンが共演できる人々ではありません。

 

そうして知り合った方々の中には、今でも親交が続いている方もいますし、これからも、わたしは即興演奏を通じて色んな人たちと交流していける──と思っています。

 

即興演奏はコミュニケーションなのです。

もとい、

音楽は、コミュニケーションなのです。

まとめ:即興演奏

「やっててよかった、即興演奏」──そんな事柄を思いつくまま書いてみましたが、いかがでしたか?

 

ぶっちゃけ、

「即興演奏じゃなくて、どんな音楽だって同じじゃない?」

と思われることもあります。

でも、そこが即興演奏のいいところ。自由に、いつでもどこでも誰とでも出来ちゃうのに、クラシック音楽やほかの音楽と密接に繋がっているのです。

元を辿れば、どんな音楽だって即興演奏ですから。

 

この記事をキッカケに、即興演奏に興味を持たれたら幸いです。

それでは、また。

ABOUT ME
加藤 綾子
フリーランス音楽家という名のフリーター。 後ろ向きだっていいじゃない 人間だもの あやこ という意識の低さで生きている。ヴァイオリン演奏・ライティングなど、お仕事のご連絡はこちらにお願いいたします。ayakokatovn@icloud.com