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ヴァイオリン

ガット弦のメリットとデメリットを主観でまとめてみました。

ヴァイオリン初心者の方は、弦選びに悩むことが多いと思います。

 

というわけできょうは、特に扱いが難しいとされる「ガット弦」のメリットとデメリットについて、個人的主観でまとめてみます。

「ガット弦、気にはなってるんだけど……」というあなたの背中を押せたら幸い。

はじめに:ガット弦は扱い難い?

そもそも、本当にガット弦は扱い難いのか?」 という問いについて、ヴァイオリン始めてから20年以上、(E線以外)ずっとガット弦を使い続けている私の結論を書いておきます。

ぶっちゃけ、

慣れ

です。

私も途中、他の弦を試したりもしたのですが、結局ガット弦に戻ってきました。もちろん、楽器との相性もありますが……

番号順に、①がゴールドブラカット、②がオイドクサ、③④がオリーブです。

 

というわけでまずはメリットから行ってみます。

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ガット弦のメリット・2点

音色がいい

やっぱり、音色が違います。端的に言えば深い音色がします。

ガット弦の音に慣れると、ナイロン弦の音がなんだかチューナーの音みたいに聴こえてきます。

たしかに優秀なナイロン弦が増えてきていますが、今のところわたしの楽器にはガット弦が合っているようです。

使用できる寿命が長い

体感、がんばれば半年くらい。

時期によっては早くて3ヶ月ということもありますが、大体4〜5ヶ月くらいは持ってくれると思います。(一般にナイロン弦は3ヶ月程度だと言われているようですね)

 

本番が多くなってくる音大生・社会人にとって、これは大きなメリットになります。

しょっちゅう張り替えることになると、その度ごとに弦も楽器も調子が変わるわけです。

でも、ガット弦は持ちがいいぶん調子の変化も緩やか。

個人的にはオリーブのほうが持ちがいい気がします。オイドクサのA線はダメになったときのダメダメっぷりがわかりやすくダメダメです。

ガット弦のデメリット・2点

値段

高価です。

高いっス。

ドミナントのD線が¥3,000くらいに対して、オリーブのそれは¥6,000。確かにびつくり。でも、持ちがいいのでプラマイゼロじゃないかなあ。

調弦

狂いやすいです。これは本当。

ガット弦を使う場合、さらに気温・湿度管理が重要になってきます。

コンサート会場は往々にして乾燥していることが多いので、ダンピットは欠かさずに。

 

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ガット弦を使うときのポイント

本番中の調弦はこまめに。

ガット弦を使う場合は、楽章間で調弦を行うなど気を配りましょう。

ただ、どうしても調弦が挟めないときや、オーケストラのときは、左手で弦の付け根をググッと。

張り替えた古いガット弦は捨てずに、予備としてキープ!

もしガット弦が切れてしまった場合、使用済み、つまり既に伸びている昔の弦を使いましょう。

ナイロン弦と違い、予備の新品を張ってもとっさには調弦が合いません。ネジを回して弦を伸ばしても瞬く間に巻き戻ってしまいます。

 

ガット弦を張替えるときは、くれぐれも古い弦を捨てず、予備としてキープしておきましょう。

ガット弦のシルバー巻きも試してみる価値あり

これは個人的な体験。

いま、私はD線にオリーブのシルバー巻きをガット弦使っています。以前はシルバーでないオリーブでした。

ところが、たまたま楽器屋さんで「張り替えるなら使ってみる?」と言われて試し弾き。お、D線いい感じじゃん、と思ってなんとなくG線を弾いたら、ぜんぜん鳴りが違いました。

 

それ以来、わたしはD線にはシルバーを使っています。同じオリーブでも、シルバーか否かでガラッと変わることもありますよ〜、というお話。

まとめ:ガット弦のメリットは断然、音色。一度は試して損はしない。

結局、弦って楽器との相性・あなたの好みの問題になってきます。

わたしはたまたま、初めからガット弦に慣れていたので、他のものに変えても違和感が拭えなかったり、そもそも種類を変える必要に迫られませんでした。

が、もしあなたがいま、自分の弦にお悩みなら、「ガット弦は扱いづらい」という先入観を捨てて、ぜひ一度試してみてください。

 

お値段も張るしすぐに機嫌が悪くなっちゃうガット弦ですが、頼れる相棒になってくれると思います。

ついでに、松脂について知りたい人はこちらもどうぞ。

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それでは、また。

ABOUT ME
加藤 綾子
フリーランス音楽家という名のフリーター。 後ろ向きだっていいじゃない 人間だもの あやこ という意識の低さで生きている。ヴァイオリン演奏・ライティングなど、お仕事のご連絡はこちらにお願いいたします。ayakokatovn@icloud.com
室内楽演奏会「Endor」開催

「モーツァルトへの手紙」をテーマに、モーツァルト作曲の室内楽曲、そしてオーボエ四重奏のための完全新作「Endor」(エン・ドル)を初演いたします。

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