日記帳

大学院卒業を目前にして思うこと

こんにちは。

加藤綾子(@akvnimp)です。

 

なんやかんや、長い長い学生生活に終わりが見えてきました。

去年末には論文提出、1月に修了演奏会、2月に大学院グランプリと来て、ひとまず、卒業に必要な要件はあらかた終わってしまいました。

残るはいくつかの演奏会ですが、そちらに向けてのレッスンや準備も、ひとつずつ終わっていきます。

学割もおしまいです。

いよいよ卒業目前、というこの時分。

おセンチな話ですが、なんとなくこれまでのことを思い返してしまいます。

 

わたしが、いわゆる「音楽学校」に進学したのは高校からのことでした。

いまはもう名前も場所も変わってしまっていますが、都立芸術高等学校という高校の音楽科の、40期生──つまり、最後の生徒でした。

当時は音楽科と美術科、それぞれ40人ずつ程度の小さな学校でしたが、いま思うといちばんキラキラ音楽やってました。

高校の修学旅行は沖縄でした。

もちろん、周りには同じ大学を目指すライバルばかり。

仮に目指す場所が違っても、みんなそれぞれ、自分の道に必死で励んでいました。

だからキツイこともたくさんあったけど、うちのクラスはわりと屈託のないほうだったので、いまだに連絡を取り合ったり、お互いの演奏会に足を運んだりします。

月並みな言い方ですが、みんな、良き友であり良きライバルだったと思います。

 

そうして進学した大学・大学院の生活は、ざっと思い返してみても、まあ、暗黒時代でした。

でもそれは、わたし個人が勝手にドロドロ黒ずんでいただけで、環境としては本当に恵まれていました。

普通ならいくら払ってもレッスンしてもらえないような先生方に教えてもらったり、

オーケストラではローマ三部作やら火の鳥やらドン・ファンやら、まー濃ゆいレパートリーを経験したし、

コンチェルトだって素晴らしいマエストロとオーケストラと共演していただいたし、

わたしの先生は毎週レッスンを欠かさずしてくださって、必要であれば補講だってしてくださって、

大切な友人もできました。

▶コンチェルトをオーケストラと共演したときのお話はコチラ。「1年前のきょう、わたしはコンチェルトのソリストだった。

 

でも、これからはもう違うのですよね。

 

毎週、何もしなくても受けられたレッスンがなくなる。

オーケストラのリハーサルは、どんな曲だって一瞬で終わってしまう。わからなければわからないまま。

学校の試験もない。ソロの本番は自分で作るっきゃない。

友人だって、共演する機会でもなければ会うこともない。

合わせをする練習場所だってタダでは見つけられない。

 

学生という身分は、やっぱり、特別なものだったんだなあ。

でも、音楽学校生活を10年近くやっていたわけですから、そろそろ、一旦離れないとね。

 

大学を卒業してすぐ社会の荒波に飛び込んでいった人たちもたくさんいます。

その人たちは社会人三年生。

わたしは今度の4月から、社会人一年生です。

新入りです。よろしくお願いします。

不束者ですが、精進してまいりやす。

 

とりあえず、

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加藤綾子の個人的レッスンについて

ABOUT ME
加藤 綾子
フリーランス音楽家という名のフリーター。 後ろ向きだっていいじゃない 人間だもの あやこ という意識の低さで生きている。ヴァイオリン演奏・ライティングなど、お仕事のご連絡はこちらにお願いいたします。ayakokatovn@icloud.com