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美術

上野の中心でFoujitaを叫ぶ。「没後50年 藤田嗣治展」感想

一度は見て欲しい、藤田嗣治(レオナール・フジタ)の愛らしい手紙からすっかりふじたふじた言っている私。

ようやく、上野・東京都美術館の「没後50年 藤田嗣治展」に行くことができたので、感想なぞまとめておきます。

展示最後、唯一の撮影スポット。

没後50年 藤田嗣治展・概要

没後50年 藤田嗣治展

  • 開催時期:2018年7月31日(火)〜同年10月8日(月)
  • 会場:東京都美術館
  • 入場料:一般 1,600円他

「ミケランジェロ展」「縄文展」とのチケットで100円、相互割引が効く。たぶん、同日に購入したチケットでなくてもOK(私は数日前に買った『ミケランジェロ展』のチケットで割引が効いた)。

回顧展だから当たり前だけど純度200%の藤田嗣治展。絵から酸素までぜんぶフジタ。窒息する。

 

あと、がっつりみてたらとんでもない時間かかりました。覚悟して腹ごしらえして行ってね。

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藤田嗣治展・箇条書き感想

  • 東京美術大学時代の藤田嗣治の自画像がまずお出迎えしてくれる、粋な回顧展。あらやだイケメン。
  • そして、パリ時代初期の風景画が……すき……
  • 解説にもあったけれど、後々の乳白色につながる色彩はここから生まれたのかもしれない、なんて思いながら凝視してました。雪路地が肌みたいなんだけどどうやって描いてるんでしょ、あれ。ベビーパウダー使うのはまだ先だよね?
  • 有名な《私の部屋、目覚まし時計のある部屋》も割と見やすい位置にあるのでガン見できます。このころのおともだちの影響受けまくりな、不気味な絵もたまらない。ていうか、自画像どうした。
購入したポスカ。向かって右、目が死んでるんですけどぉ!
死んでるんですけどぉ!!

 

  • 「皆が絵に使えないと捨てるようなものを選んだ」という、身近なものばかりで描かれた静物画。構図とか品物のチョイスに既視感、と思っていたら、これ要するにインスタ映え的な……
  • 今回はでかい油彩画が惜しむことなく展示してあるので、目黒美術館で「手しごと」からハマった人(=おまおれ)は、きっといい意味でギャップが大きいはず。
  • 特に中南米旅行〜戦争画あたりの、乳白色からかけ離れた時代は必見。というかこのころ、藤田嗣治ってもう40歳超えてるわけで、それで女連れて旅行して旅行先で描きまくるって、すげえ体力だな。インスタグラマーも真っ青である。
  • 反面、日記や手紙はほとんど置いてありませんでした。1930年代以降の日記が一部置いてありましたが、解読班必須。
  • よく見ると、他作品の背景や小道具が登場しているのが面白い。
  • 展示終盤、ちょこっとだけ藤田嗣治の「手しごと」が。君代といっしょに使っていたお手製の食器、君代にプレゼントしたであろう木箱、君代とともに眠るため造る礼拝堂のマケット、日記にも君代。君代ェ……
  • 展示してある絵画の額も、よく見るとちょいちょい藤田嗣治の「手しごと」によったり。解説にないこともあるので要チェック。ポスターにも使われている超有名作《カフェ》も、《スペインの美しい女》と同じ額縁だったので、たぶん自作じゃないかな……?

 

あと、音声ガイド(貸出料520円、おそらく現金のみ)も、内容はもちろん、程よい演技でよかった。藤田嗣治が実際に言った(書いた)はずの言葉をリアルタイムで聞かせてくれる。特に展示最後、洗礼後のくだりはジーンとくる。

ぶっちゃけ「ミケランジェロ展」は声が声優的イケメンすぎて内容が頭に入ってこない上、最後にイメージソングってお前……だったので、あんまし期待していなかったのだけどこれはよかった。

没後50年 藤田嗣治展まとめ

他にもまだまだ書きこぼしていることがたくさんあると思うけれど、ともかくボリューミー。藤田嗣治ファンも、私のようなにわかさんも、もちろん藤田嗣治ルーキーさんも、休憩しながらゆっくり楽しめるのでは。

ただ、平日でも混みそう……やっぱり朝一で駆け込むのが一番楽しめると思います。頑張って。

「ミケランジェロ」「縄文」展に行ったことのある人は、半券の持参を忘れずに。

どんな絵画だってそうだけど、藤田嗣治は特に実物が一番です。頑張って、ぜひ見に行ってください。

 

ミュージアムショップの品揃えもなかなかだったよ!

 

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おまけ:藤田嗣治画伯のクリアファイルがめちゃ可愛い

めちゃ可愛い。

 

チケットぴあ

ABOUT ME
加藤 綾子
フリーランス音楽家という名のフリーター。 後ろ向きだっていいじゃない 人間だもの あやこ という意識の低さで生きている。ヴァイオリン演奏・ライティングなど、お仕事のご連絡はこちらにお願いいたします。ayakokatovn@icloud.com
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