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JOUR: 1|自主待機、外出禁止、コロナとビール

ベルギーの桃ビール、ペシュレス。大好物です。

2020.03.18.

Bonjour à tous ! Je suis en quarantaine depuis une semaine, et maintenant en confinement aussi jusqu’au 5 Avril. C’est-à-dire qu’il n’y a aucun changement dans ma situation ! Ne vous inquiétez pas !

 

そういうわけで、ベルギーに帰り、自主待機を始めてからちょうど1週間、現地時刻で2020年3月18日のきょう正午から、こんどは、お国による外出禁止令が出ました。期限は4月5日、日本でいう春休みにあたるCongé de Pâquesが始まるまで。

 

新型コロナウィルスによる外出禁止例といえばイタリア、そしてフランスのそれが記憶に新しいですが、そもそもこないだのG7でEUは国境封鎖したり、国際的におひきこもりの季節がやってきているようです。RTBF.beという、ベルギーの報道局を真面目に追いかけ始めたのも今回の入国後のこと、SPFやらCNFやらNCISやら、アルファべの略称にてんてこまいになりつつ、ついでに2カ国語で淡々と話を繰り返すベルギー首相に「そうかベルギーってそういう国なんだ」と感慨深くなりつつ、一周回って、妙な気分になってまいりました。

もともとお引きこもりが大好きな性分とはいえ、正直、着いた直後は日本滞在時の疲れもあってかけっこうしんどいものがあり、「出られるけど出ない」ことを選べる贅沢と、「そもそも出られない」という選択肢皆無の差は歴然、ところがいま、こうしてみんなで仲良くおひきこもり(といっても最低限の買い物とか、ちゃんと例外はあります。ここに書いてあることをあまり鵜呑みにしすぎませんよう)している状況は不謹慎ながら興味深いものがあります。

地続きってこういうことなんだー、とか。

マクロンさんの生演説ってこんな感じなんだー、とか。

confinement とか au compte-gouttes とか PQ とか。

 

遅れてやってきた長い長い冬休み。音楽家は音楽家でも、留学生は留学生でも、親の脛をガジガジかじる身、いざとなれば帰る場所がある身、そうとも、絵に描いたような「お道楽」の身、だから気楽なのだろうと言われればそれまで、──それでも、帰るつもりはありません。

役立たずそのもののぐうたら生活にも飽きが来る。シャバの空気まであと1週間、みんな仲良く空の下まで2週間と少し(のはず)です。みなさん、どうぞお元気で。ひまだったらTwitter(@akvnimp)でもご覧あれ。いちおう毎日なにかしら、練習風景を上げる予定。

 

音楽はすばらしい、などとあぐらを掻いてはいけない。音楽家は音楽のためだけにあるものではないのだ、──という、いまさらなことを痛感しています。

クラシック音楽は楽しくて、素晴らしくて、「良いもの」なのか?「音楽は『良いもの』なのか?」 https://twitter.com/akvnimp/status/11083048253079...
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