10/19(金)室内楽演奏会「Endor」開催!
音楽全般

音楽家よ、美しくあれ。

こんにちは。加藤(@akvnimp)です。

 

音楽って、つまるところ「美しさ」を追求する芸術です。

ということは、音楽家は「美しさ」を表現する人間である、とも言えますよね。

 

でも、その「美しさって演奏だけでいいのでしょうか?

音楽家なら、演奏だけじゃなく、見かけだって「自分なりの美しさ」を表現していなくちゃいけないんじゃないのかしら?

つまり、

音楽家って、演奏だけじゃなくて「見かけ」も大事じゃない?

というお話です。

音楽家は演奏だけ美しければいいの?

と、ここで誤解なさらないでほしいことがひとつ。

わたしが言っている「見かけの美しさ」とは、持って生まれた容姿のこと――つまり「かわいい」とか「イケメン」だとか、そういうことではないのです。

 

そもそもわたしなんて、「見かけ」に関して言えば、

  1. チビ(身長149cm
  2. 短足
  3. ケツデカ星人(安産型)
  4. 「加藤さん起きてる?」とよく聞かれる目の細さ
  5. ビューラー・アイライナーも真っ青な一重まぶた

とがっかり要素が揃っておりまして、昔っから「平安時代に生まれてれば美人だったのにね〜、ちょっと遅かったね〜」とか言われます。千年が「ちょっと」だあ……?

 

そんなわけで、わたし、つい最近まで「見かけ」なんてぜんぜん気にしてませんでした。

「学校に行くだけ」

「オーケストラのすみっこで弾くだけ」

という日は、メガネに眉毛だけ描いて出かけるなんてこともザラ。ハイヒールなんてつい最近になるまで履きもしませんでした。

身長149cmのヴァイオリン奏者がハイヒールを履いたら、世界が変わった話こんにちは。 加藤綾子(@akvnimp)です。 弦楽器にしろ管楽器にしろ、オーケストラでは座って弾くことが多いわけ...

 

おしゃれへの興味がゼロではないのですが、ただ、

音楽家としてプロでやっている人間

なのに、

見かけだけこだわりまくってるオンナ

だと思われたくなかったんですよね。

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舞台に上がってから演奏するまでの1分間が勝負!

でもそれって、勘違いもはなはだしい。

考えてもみれば、人前に出て「自分なりに美しい音楽を表現する」演奏家が、人に見られることも気にしないでどーするの? という話です。

 

舞台に上がってから実際に音を出すまで、わたしはただの「ヴァイオリンを持ってるオンナ」にすぎません。

もし、その段階でなんだかイマイチな「見かけ」だったとしたら、聴く人はわたしの演奏にたいした期待もしません。

最悪、演奏を聴いても興味をもたないまま、忘れちゃいます。

 

舞台に立って音を出すまで、ほんの1分足らず。

そのタイミングで「自分なりの美しさ」が表現できていなかったら、なんだか、勝負に負けた感じがしません? 

初対面、人は見かけで判断される。

しかも、これって舞台上だけの話じゃないんです。

  • コンサートを聴きに行った先で出会った人
  • 仕事の依頼主や先生
  • オーケストラでたまたま隣の席になった人

などなど、「初対面の人」は、わたしの音楽を聴くよりなにより、まず、わたしの容姿を見ます

人は見かけで判断されるのです。

 

そりゃ、かわいく見えればかわいがられるし、カッコよく見えればもてはやされるわけです。悲しいかな、これが現実。

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「自分なりの美しさ」を求めて。

とはいえ。

いきなり、キャッピキャピのアイドルとか、ジャニーズばりのイケメンとか、そんなのを目指そうと言っているわけじゃありません。

第一、そんなん、無理に決まってます。いくら整形外科医でも千年の時は超えられないのです。

「あ、このひとはこのひとなりに、ちゃんとしてるな」

「このひとはこういうひとなんだろうな」

という、プラスの第一印象を持ってもらえること。

 

「音楽の美しさ」を自分なりに表現するのと同じに、「見かけの美しさ」も自分なりに表現してみましょうよ。

そう、わたしは言いたいのであります。

立ち振る舞いだって「見かけの美しさ」のうち!

それに、「見かけの美しさ」は、なにも顔や服装だけじゃありません。

そのひとの所作ひとつ、表情ひとつで、ずいぶん印象は変わります。

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宣材写真・プロフィール写真をお手本にしよう!

じゃあ「自分なりの美しさ」って、どうやって探せばいいんだろうか。

その答えはそう、コレです。

音楽家なら、だれでも持っているであろう宣材写真。こやつをお手本にしてしまえばよいのです。

 

はい? 「宣材写真なんて撮ってないです」?

音楽家業なめてんですか! ちゃっちゃと一枚、用意してきなさいっ! メッ!

 

そして、いまから宣材写真を用意するというそこのアナタは、ケチケチせずにお金をかけましょう。

学校とか、ちょっとイイカメラを持ってる友人とかに頼んで済ませてしまうひともいるようですが、その道のプロとは比べものになりません。

「自分なりの美しさ」なんて、いくら悩んでいてもわかりゃないのです

だったら、その道のプロに頼んで、メイクばっちりライティングばっちり、加工ばっちりの「自分なりの美しさ」全開の現物を見せてもらうほうが、百倍早い。

 

「えっ、わたし/おれってこんな風になるの!?」

と気がついてなんぼ。

「美しい自分」という、もうひとつの楽器を買うのだと思えばたかだか2万や3万、安いもんです。

宣材写真・プロフィール写真は載せて載せて載せまくろう!

そして、撮っただけで満足してほっぽりださないこと。

フライヤーやらプログラムやらSNSやらブログやら、ありとあらゆる媒体にじゃんじゃん使いましょう。

 

「こんなの詐欺写真だし、実物見られたら幻滅されそうで恥ずかしい……」

などとのたまうかつてのわたし、もとい、そこのアナタ。

 

逃げちゃダメです。

載せて載せて載せまくるのです。

 

そのうち、嫌でも「やばい、自分の『見かけ』なんとかしなきゃ」と思うようになりますから。

そうして、自分の宣材写真とにらめっこして、どうすればコレに少しでも近づけるか考えてみましょう。

もちろん、普段からこーんな濃ゆいお化粧をしてきたらドン引きされてしまいます。

男のひともそう。そこは必要に応じてボリュームダウン。

CHECK!
  • リハーサルで指揮者の話を聴いているとき、脚が開いていたり、口が半開きになっていたりしません?
  • 仕事の打ち合わせのとき、首が前に出ていたり背筋が曲がっていたりしません?
  • 練習しているとき、無意味に顔をしかめていません?

これらのチェックポイント、なにを隠そう、いま現在、わたしが実行していることでもあります。

こうして、少しずつ自分の「見かけ」を修正していけばいいのです。

 

何といったって宣材写真、アーティスト写真ですもん。

そりゃ、自分ではちょっと恥ずかしいくらい「美しい」一枚が出来上がるはずです。

でも、そこでせっかく見えた「自分なりの美しさ」を、普段から意識しないのはもったいなくないですか?

まとめ:音楽家は音も、見かけも、ぜんぶ含めて「表現」のうち。

いわゆる「一流」と言われる音楽家は、舞台に立ってすらいない、普段のたたずまいからして「美しい」

わたしがいままで出会ってきた、先生や先輩、尊敬する音楽家はみんなそうでした。

スタイルやファッション、顔の良し悪しではなく、ただ、その姿から「そのひとらしい美しさ」がにじみ出ているのです。

 

あなたが表現したいと思っている音楽。

あなたが思い描く「音楽家の自分」。

 

そういった「理想」に近づくためには、練習も勉強も、もちろん必要です。

けれど、まずは「見かけの美しさ」から求めてみても、損はしないんじゃない?

というお話でした。

 

それでは、また。

ABOUT ME
加藤 綾子
フリーランス音楽家という名のフリーター。 後ろ向きだっていいじゃない 人間だもの あやこ という意識の低さで生きている。ヴァイオリン演奏・ライティングなど、お仕事のご連絡はこちらにお願いいたします。ayakokatovn@icloud.com
室内楽演奏会「Endor」開催

「モーツァルトへの手紙」をテーマに、モーツァルト作曲の室内楽曲、そしてオーボエ四重奏のための完全新作「Endor」(エン・ドル)を初演いたします。

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